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モデルカステン アキュレイトチェーン
今まで1/700艦船模型の錨鎖用ディテールアップパーツは、アクセサリー用チェーンを模型用として流通させた物やエッチングパーツの二択でしたが、第三の選択肢としてナイロン糸を鎖ぽく編んだ新マテリアルがモデルカステンからアキュレイトチェーンという商品名で発売されました。


この製品のウリは、
  • アクセサリー用チェーンより細いので、スケール感を損なわない。
  • 組み紐なのでエッチングより立体的な造形。
  • 価格が安くてコストパフォーマンスに優れる。
  • 最初から黒く染められているので塗装の必要なし。
などが挙げられています。
しかし肝心の見た目については、モデルカステンの公式サイトさえ小さな見本写真のみで細部までハッキリとわかる物がありませんので、現物を購入して確かめてみました。





比較
フラグシップの超極細金属チェーン0.9mmと比べてみました。


細さは金属チェーンを圧倒しています。

ただ本当の鎖のように環状の部品が繋がれているわけではなく、あくまでそれっぽい編み方をした紐ですので、リアル感は金属チェーンに軍配が上がります。






使用法

注意書きに、

「本製品は切断後、しばらくすると切り口からほどけてきます。切断したらすみやかに接着、固定してください。 」

と書かれています。

実際に切ってみたら、組まれているナイロン糸のコシが強くて、書いてあるとおりほつれてきました。





なので切り口はすぐに瞬間接着剤を塗って固めてしまうのが良いです。

普通のチューブタイプより、ハケ塗りタイプの物が薄く塗れて使いやすかったですね



ナイロンチェーンを取り付けるのに、部品に穴をあけて差し込む場合は、瞬間接着剤で固めた部分を斜めにカットすると差し込みやすくなります。





取付け例
既存の金属チェーンでは最もオーバースケール感が目立ちやすい1/700駆逐艦に使ってみました。


ノーマルの状態では錨鎖は錨甲板に一体成型されており、どうしても立体感に欠けますし、上手く塗り分けるにも慣れを必要とします。





塗装した船体にそのまま使ってみました。

左画像のキットはフジミ秋月の初回テストショット版の部品使っていますので、滑り止めなどの細かいモールドがありません。

実際に模型に付けてみたらチェーンらしく見えて意外に様になる感じ。ナイロン地が半光沢なのもあって錨甲板と質感差があるので、チェーンのディテールを強調したい人向け。

ただ瞬接がはみ出してチェーンを汚すと見た目が大きく下がるので、塗り方と付け方には注意が必要です。





今度はアキュレイトチェーンも一緒に塗装した場合です。

こちらの部品はフジミ秋月の最終テストショット版を使っています(ノーマル画像のを塗装したもの)。

色と質感が錨甲板と同化してますので、違和感なく落ち着いた雰囲気になりました。

瞬接が多少はみ出しても、上から塗装してしまうので、アラが目立たなくなるのは利点。

無塗装のままか塗装するかは好みが分かれると思います。私は一緒に塗装してしまったほうが好みですね。


あと使用感ですが、この製品はナイロン製でコシが強いため、錨甲板に穴を明けて差し込むと真ん中が浮いてきたりと面に馴染みにくいです。なのでチェーンの両端だけでなく裏側も瞬接で多少点付けしてやらないと不自然に見えてしまうかもしれません。




感想
初めて実物を目にした時、あれなんか見本写真と微妙に違う・・・見た目がいかにも組み紐という感じで期待外れかな?と思いました。しかし実際に模型に付けてみるとこれが不思議と鎖に見えるもので、すっかり印象変わりました。
そういうわけで私としてはアキュレイトチェーン十分にアリです。特に巡洋艦、駆逐艦クラスの中・小型艦艇には既存のチェーンパーツより遥かに有効かと。

1巻で5mありますから、人によっては一生分でしょう。もっと短くていいから値段を1,000円以下にしたほうが売りやすかったかも?という気もします。

(2014/08/07)


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